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後嵯峨天皇陵 / 天龍寺

後嵯峨天皇(1220年~1272年)は、第88代天皇であり、鎌倉時代中期に在位しました。その御陵である「嵯峨南陵」は、天龍寺内に位置しています。この陵は、亀山天皇陵と並んでおり、共に方形堂の形式で、檜皮葺の宝形造の法華堂が建てられています。 後嵯峨天皇は、土御門天皇の第三皇子として生まれ、1242年に即位しました。在位期間は4年間で、1246年に譲位後は院政を敷き、1272年に崩御されるまで政治の実権を握っていました。崩御後、遺骨は銀の壺に納められ、浄金剛院に安置されましたが、1274年に法華堂の完成に伴い、現在の嵯峨南陵に改葬されました。


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