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姫路市立美術館 / 姫路城

姫路市立美術館の建物は、1905年に旧陸軍の兵器庫として建設された赤レンガ造りで、戦後は姫路市役所として利用されていましたが、市庁舎の移転に伴い美術館として再生されました。この建物は、2003年に国の登録有形文化財に指定されています。 所蔵品は約5,000点にのぼり、郷土ゆかりの美術作品や国内外の近現代美術の名品を収集しています。特に、姫路市がベルギーのシャルルロワ市と姉妹都市であることから、ベルギー美術作品を約350点所蔵しており、この国の近代美術を概観できるコレクションが揃っています。また、地元の医師・國富奎三氏から寄贈されたコレクションには、コロー、ピサロ、モネ、ルオー、ユトリロ、マティスなどのフランス近代美術の名品が含まれています。 美術館の施設には、企画展示室やコレクションギャラリーがあり、庭園には13点の屋外彫刻が配置されています。企画展示室では、国内外の優れた美術を紹介する特別企画展や公募展「姫路市美術展」など、多彩な企画が行われています。また、ミュージアムショップやカフェも併設されており、訪れる人々にとって憩いの場となっています。


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