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宝物館 / 東寺

東寺の宝物館は、真言宗の総本山である東寺の貴重な文化財を収蔵・展示する施設で、春と秋の年2回、特別展を開催しています。館内には、国宝や重要文化財を含む多くの寺宝が展示されており、特に高さ約6メートルの重要文化財「千手観音菩薩立像」や、異国情緒を漂わせる国宝「兜跋毘沙門天立像」などが見どころです。千手観音菩薩立像は、平安時代中期に食堂の本尊として造立され、昭和5年(1930年)の火災後、修復を経て現在は宝物館2階に安置されています。また、兜跋毘沙門天立像は、もともと平安京の羅城門に祀られていたと伝えられ、平安末期に東寺に移されたものです。これらの展示を通じて、東寺の歴史や密教美術の深い魅力に触れることができます。


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