

白狐社 / 伏見稲荷大社
伏見稲荷大社の境内にある白狐社は、稲荷大神の眷属である白狐を祀る末社です。白狐社の御祭神は命婦専女神で、白狐を指します。稲荷神社では、狐は神様のお使いとされ、白狐はその中でも特別な存在とされています。 白狐社の社殿は一間社春日造の檜皮葺で、寛永年間に建立されました。元々は現在の玉山稲荷社付近に祀られていましたが、1694年(元禄7年)に現在の場所に移されました。この社殿は国の重要文化財に指定されています。 白狐社は小さな社殿ですが、白狐が社殿に出入りするための通り道とされる小さな穴が側面にあります。この穴の周辺には、参拝者がお供えしたお酒や油揚げが見られることがあります。また、社殿の裏には白狐の置物が並べられており、信仰の深さを感じさせます。
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