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法観寺(八坂の塔)

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法観寺(通称八坂の塔)は、臨済宗建仁寺派の寺院です。この寺院は飛鳥時代に創建され、京都で最も古い寺院の一つとされています。伝説によれば、聖徳太子が五重塔を建立して仏舎利を納めたとされていますが、その創建は平安京遷都以前の飛鳥時代にまでさかのぼる古い寺院であることが確認されています。境内は京都市指定の史跡で、五重塔が特に有名です。この五重塔は高さ46メートルで、本瓦葺きの純和様建築であり、初層内部には大日如来を中心とする本尊・五智如来像が安置されています。縁や高欄が五重目にしか付いていない珍しい建築様式を持っています。 八坂の塔は通称であり、東山周辺のランドマークとなっています。現在の寺域は狭小で、五重塔以外に目立った建築物はありませんが、法灯は脈々と続いています。八坂神社と清水寺の間に位置しており、観光エリアの中心部にあります。 八坂の塔は内部に入ることができ、一般人が普段から拝観できる日本唯一の重要文化財指定の五重塔です。ただし、公開は不定期であり、天候や寺院関係者の都合等により閉鎖されることもあります。


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