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知恩院
知恩院は、浄土宗の宗祖である法然上人がお念仏のみ教えを広め、入寂された遺跡に建つ京都の由緒ある寺院です。1175年(承安5年)に法然上人が東山吉水に草庵を結んだのが起源で、この草庵は吉水御坊、大谷禅坊、吉水草庵とも呼ばれ、法然上人は専修念仏を初めて布教しました。法然は平安時代末期に生まれ、比叡山で修行し、浄土宗の開宗を決意して比叡山を下り、東山吉水に草庵を結びました。その後、知恩院は多くの人々に親しまれる寺院となりました。1212年に法然上人が入滅し、門弟たちが終焉の地である大谷に廟堂を築きました。1604年に徳川家康が知恩院を永代菩提所と定め、寺領を寄進しました。1632年に三門と経蔵が建立され、現在も国宝として存在しています。1872年に明治天皇がご臨幸され、知恩院は博覧会場となりました。 知恩院には七つの不思議が伝えられており、その中には「石の転がる音が聞こえる」や「三門の影がない」などがあります。知恩院は、800年以上の歴史を持つお寺で、美しい建造物や庭園を見ることができ、楽しむことができます。
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