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城崎温泉駅 / 城崎温泉

城崎温泉駅は、JR西日本山陰本線の駅で、城崎温泉の最寄り駅です。 城崎温泉は江戸時代から名高い温泉地であったが、全国的に有名となって本格的に発展が始まるのは1909年(明治42年)の鉄道開通によるもので、特に1917年(大正6年)に志賀直哉の発表した「城の崎にて」に代表される数々の文学作品に登場したことで知名度が向上し、関西を代表する温泉地として成長していきまいした。開設当時の駅は温泉街から外れた場所に位置していたが、利用客が増えるに連れて駅前が賑わい始め、やがて温泉街と一体化した街となっていきました。 1925年(大正14年)5月23日に発生した北但馬地震では、城崎温泉は壊滅的な打撃を受け、駅舎も倒壊しました。翌年5月21日に鉄筋コンクリート造の2代目駅舎が落成し、これは当初はシンプルな外観のものであったが、1949年(昭和24年)5月11日に完成した改築工事により、瓦屋根を載せた和風スタイルとなって現在の姿となりました。 2000年(平成12年)7月7日に駅舎前に「駅舎温泉さとの湯」が開設し、10月14日には「近畿の駅百選」第1回に選定されました。


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