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高野素十の句碑 / 哲学の道

京都の哲学の道沿いには、高野素十の句碑があり、「大いなる春といふもの来るべし」という句が刻まれています。この句は、春の訪れを待ち望む気持ちを力強く表現しており、「来たるべし」という表現から、春への期待感が溢れています。 高野素十は、茨城県出身の俳人であり、医師でもありました。彼は、客観写生を重視する「ホトトギス」派に属し、自然の観察を通じて多くの作品を残しました。 この句碑は、哲学の道を散策する人々にとって、春の訪れを感じさせる象徴的な存在となっています。また、「大いなる春」という表現は、読み手にゆったりとした気分をもたらし、春を待つ心を大らかに謳い上げています。


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