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天授庵 / 南禅寺

天授庵は、南禅寺の塔頭の一つで、1339年(暦応2年)に南禅寺第15世の虎関師錬が、南禅寺開山である無関普門(大明国師)を祀るために創建しました。その後、応仁の乱などで焼失しましたが、1602年(慶長7年)に細川幽斎によって再建されました。 境内には2つの趣の異なる庭園があります。本堂東側の枯山水庭園(東庭)は、白砂と苔が美しいシンプルな造りで、静寂な雰囲気を醸し出しています。一方、書院南側の池泉回遊式庭園(南庭)は、南北朝時代の古庭の趣を持ち、池の周囲を巡りながら四季折々の風景を楽しむことができます。特に秋の紅葉や初夏の新緑、睡蓮の花が見どころとされています。


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